京都版画院より刊行された6点セットのうちの一枚で、刷りは木版刷師の伊上次郎氏。
以下、このポートフォリオに寄せた作家の言葉。
「浮世絵版画の洗練を極めた技術は、今日ほとんど途絶えようとしている。ここに、その高度な伝統を保持する彫師、摺師が、現代芸術と協力したことはまことに幸運だった。伝統を新しい次元で復活する―、それは大きなスリルだ。
木版手摺りの味わいによって、予想しなかった独自な表情をうち出したことは嬉しい―。」
昭和45年7月 岡本太郎
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