企画展

辰野登恵子 展Toeko Tatsuno EXHIBITION

辰野登恵子 Feb-24-99(detail), 1999, oil on canvas, 71.8 × 90.3 cm

会期・会場

松本

2018
03.17sat
04.01sun
10:00 - 18:00木曜休廊

南青山Room

2018
04.07sat
04.15sun
11:00 - 19:00会期中無休
概要

辰野登恵子(1950-2014)は長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学大学院油画専攻を修了後、70年代前半から作品発表、80年代以降は油彩制作を主軸に、日本の現代絵画の開拓者のひとりとして、厳しくも豊潤な形態を、多岐にわたるヴァリエーションとともに創出し続けました。

作家の眼は、日常にありふれた、とるに足らないのに、どこか気がかりな光景に注がれます。
―テーブル上のいくつかのコップに注がれた水の量の違い、左右がアンバランスな靴下の高さ―
辰野の絵画はそのような、物の置かれた位置関係、高低、凹凸や空洞といった具体的な何かからはじまり、「抽象/具象」の分類を、いとも簡単に横断、往来してしまう大胆さを醍醐味のひとつとしています。「私が描くものが、単なる抽象を超えて、化け物になって欲しい」1993年当時の個展を控え、日経新聞のインタビューで語っています。

新しさという現代絵画の使命を負う一方、幾層にも塗り重ねられた色彩とその組み合わせ、有機的で構築的なフォルムは、絵画ならではの根源的な幸福にあふれており、美術史上の評価のみならず、現在進行形で多くの人を魅了し続けています。この度の展示では、油彩、ドローイングの他、一貫して重要な制作領域であり続けた版画をあわせ、15余点を展覧いたします。

出品作品

PAST

過去の展覧会