企画展

辰野登恵子 展Toeko Tatsuno EXHIBITION

松本

2018
03.17
04.01

南青山Room

2018
04.07
04.15

辰野登恵子(1950-2014)は長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学大学院油画専攻を修了後、70年代前半から作品発表、80年代以降は油彩制作を主軸に、日本の現代絵画の開拓者のひとりとして、厳しくも豊潤な形態を、多岐にわたるヴァリエーションとともに創出し続けました。

作家の眼は、日常にありふれた、とるに足らないのに、どこか気がかりな光景に注がれます。
―テーブル上の複数のコップに注がれた水の量の違い、左右がアンバランスな靴下の高さ―
辰野の絵画はそのような、物の置かれた位置関係、高低、凹凸や空洞といった具体的な何かからはじまり、「抽象/具象」の分類を、いとも簡単に横断、往来してしまう大胆さを醍醐味のひとつとしています。「私が描くものが、単なる抽象を超えて、化け物になって欲しい」1993年当時の個展を控え、日経新聞のインタビューで語っています。

新しさという現代絵画の使命を負う一方、幾層にも塗り重ねられた色彩とその組み合わせ、有機的で構築的なフォルムは、絵画ならではの根源的な幸福にあふれており、美術史上の評価のみならず、現在進行形で多くの人を魅了し続けています。この度の展示では、油彩、ドローイングの他、一貫して重要な制作領域であり続けた版画をあわせ、15余点を展覧いたします。

辰野登恵子
Feb-24-99
キャンバスに油彩
30号(71.8 × 90.3 cm)

2017

2017年の展覧会

常設展示

夏の間(ま)

松本

2017
08.19
08.27

猪熊弦一郎、池田満寿夫、草間彌生、下村良之介、諏訪敦、野田弘志、浜口陽三、福井良之助、ベン・ニコルソンなどによる約15点を展示いたします。

野田弘志
貝と化石
パネルに貼ったキャンバスに油彩
3号(22.4 × 27.7cm)

企画展

舟越桂 新作版画+Katsura Funakoshi : New Prints PLUS

南青山Room

2017
06.16
06.21

松本

2017
07.01
07.09

木彫作家・舟越桂(1951- )の版画制作は、1987年より続くライフワークのひとつです。

"メゾチント"とは、銅板に無数の傷をつけ、そのグラデーションによって明暗を表現する銅版画の一種で、古い歴史を持っています。その技法によって、厚さ数ミリの銅板に刻まれた人物像は、奥行と量感がきわだち、これまででもっとも彫刻的な存在感を放っています。

どこか異世界の気配をまとった新作6点と、過去30年間に制作された約10点をあわせ、舟越版画の世界を展覧いたします。

舟越 桂
青い頭巾
ed.25
メゾチント・
アクアチント・
ドライポイント
69.5 × 53.0(シート)

企画展

南桂子展 −ニードルと台所

松本

2017
05.20
06.29

南青山Room

2017
06.02
06.08

※05.26(土)〜28(日)の3日間は別会場で同時開催 ギャラリー信濃(シナノ画房内:松本市深志3-7-8)

ニードルとは、銅版画の描画に使う針のような道具のことです。1950年代、パリの自宅を兼ねたアトリエで、作家は家事をこなしながら、時にキッチンを制作の場としたといいます。日々の暮らしと制作。目に見えているものと、見えていないもの。そのあわいに立ち続け、行き来を繰り返すことで、南桂子の作品世界はより冴えをましていったのかも知れません。

本展は、暮らしの道具や生活品を楽しむ松本のイベント『工芸の五月』の参加ギャラリーとしても開催され、 26〜28日の3日間(27、28日はクラフトフェア)は同時に別会場でも異なる作品を展示いたします。

柔らかな線と色が物語る銅版画の世界30余点を、ぜひご高覧ください。

南 桂子
さくらんぼの木
ed.50
エッチング
39.4 × 28.3

企画展

芥川紗織と「前衛」の女性

松本

2017
02.10
02.15

南青山Room

2017
02.23
02.28

近年、世界的な称賛のただ中にある草間彌生[1929- ]ですが、その圧倒的な存在は、突然変異のようにして忽然と出現した個性なのでしょうか?

5歳年長の芥川紗織[1924-1966]は、東京やニューヨークで草間と同じ展覧会への出品歴もある同時代の作家です。惜しくも42才で早逝した彼女が1950年代後半に描き上げたのは、カラカラとした笑いとひりつくような怒号に満ちた、まさに「女」そのものをテーマにすえた作品世界です。戦後日本の先鋭的な絵画といえば、ともすればマチエールある抽象画ばかりに目を奪われがちですが、「前衛」の多様性を示す一例として、彼女が染色という、テクスチャーを排除するフラットな手法を選んでいた点も見逃せません。

その他、榎本和子[1930- ]、桂ゆき[1913-1991]、内間俊子[1918-2000]、江見絹子[1923-2015]は、相互に接点や交流はあったものの、特定のグループに継続的に属すというよりは、独立独歩で道を切り開いていった作家たちであり、世代の幅こそあれ同時代といっていい「前衛」の女性たちです。

草間彌生によってうがたれた突破口。そこからは、彼女と同時に走っていた「前衛」の女性たちの複数のラインが見えてきます。この度の展示では、芥川紗織を中心に草間彌生を含む女性作家の作品、20余点を展覧いたします。

芥川紗織
女A(たかと春日姫)
布に染色
60号(130 × 89)

2016

2016年の展覧会

企画展

"かわいい"の系譜

松本

2016
11.18
11.23

南青山Room

2016
12.01
12.05

日ごろ「かわいい。」という言葉は「美しい。」以上に、思わず口をついて出てしまう、無意識的で、日常的なフレーズではないでしょうか。 それは考えるより早い、確信的な強い感覚です。

このたびの展示では5人の作家ー藤田嗣治、畦地梅太郎、南桂子、草間彌生、奈良美智によるエディション作品を通し、"かわいい"の系譜をたどります。 時代や理屈をこえた訴求力で支持される約20点をぜひご覧ください。

畦地梅太郎
山男(冬山)
ed.100
木版画
27.2 × 24.1
藤田嗣治
パンを持つ少女
ed.150
タルタス版
リトグラフ
19.0 × 19.0

常設展示

夏の間 (ま)

松本

2016
08.13
08.21

山田正亮、荒川修作、篠田桃紅、櫃田伸也、佐野繁次郎、浜口陽三、舟越桂、南桂子、草間彌生などによるおよそ20点を展示いたします。

岡田謙三
作品
キャンバスに油彩
6号(41.0 × 31.9)

企画展

草間彌生の版画Prints of Yayoi Kusama

松本

2016
04.23
04.29

南青山Room

2016
05.18
05.22

1970年代終わりから手がけられてきた版画の世界を、およそ20点を通して展覧いたします。

草間彌生
赤富士
リトグラフ、コラージュ
ed.100
15.5 × 22.5

企画展

− ON PAPER

れんが館 2階

2016
05.03
05.05

長野市の善光寺表参道「れんが館」にて、ギャラリーが継続して紹介してきた作家の、版画やドローイングなどの紙の作品のなかから、およそ20点を展示いたします。

池田満寿夫、南桂子、浜口陽三、福井良之助、畦地梅太郎、有元利夫、岡本太郎、草間彌生、辰野登恵子、舟越桂、篠田桃紅、ベン・ニコルソンほか

池田満寿夫
二人の天使
ed.20
ドライポイント・エッチング・ルーレット
18.3 × 16.3
岡本太郎
眼と眼
ed.100
エッチング
28.7 × 35.5

2015

2015年の展覧会

企画展

1950年代の南桂子Keiko Minami in the 1950s

南青山Room

2015
12.03
12.07

松本

2015
12.12
12.16

南桂子の1950年代。それは銅版画との出会いの後も、童話や油彩画の制作を続けていた彼女が、異国に渡り、フリードランデルの版画工房で手ほどきを受けながら、本格的に銅版画家として歩みはじめた時期にあたります。 また頃合いを同じくして、ニューヨーク近代美術館やユニセフの絵はがきの原画に採用され、特定の画廊とのつき合いがスタートするなど、ひとりの作家としても少しずつ認められていきました。

その後、40年続く作家活動からすると初期にあたるこの頃の作品は、草創期のつたなさや素朴さとしてひとくくりにできない、独特のふるえのような、美しくも繊細な雰囲気をまとっています。この度の展示では、初期衝動と手探りが引きよせた無垢な領域を約20点を通し展覧します。

43歳の作家が浜口陽三のいるパリに到着した1954年以降の銅版画が中心となります。

南 桂子
公園
ed.50
エッチング
29.2 × 29.2
南 桂子
春の野原
ed.50
エッチング
29.7 × 32.6

常設展示

夏の間 (ま)

松本

2015
08.22
08.30

夏の間の彩りと光のゆらめき -

櫃田伸也、菅創吉、佐野繁次郎、池田満寿夫、南桂子、草間彌生、辰野登恵子、山田正亮 などによるおよそ20点を展示いたします。

浜口陽三
青いガラス
ed.50
カラーメゾチント
11.5 × 11.6

企画展

福井良之助 孔版画展Ryonosuke Fukui Mimeographic Works

松本

2015
06.20
06.28

南青山Room

2015
07.03
07.07

福井良之助(1923-86)は30才代半ばから約10年間の限られた期間、美術の制作技法としては特殊な「ガリ版」に着目し、それを独自に駆使した版画制作に打ち込みます。土色の背景とそこに溶け込むように描かれた魚や木々などのモチーフ。万物が土の中に溶け込んでいくように、物やその形骸を、かすかに描きたいと語った彼の画面には、その死生観さえ漂うような静かな緊張感が流れています。

もともと少ない刷部数(5〜15部位)のうえに、多く在外コレクターによって国外にもたらされたという歴史的経緯もあいまって、制作から60年近く経過した現在、その存在はいっそう貴重さを増しています。

本展は福井の孔版画を中心に、その下絵となった鉛筆画や油彩を含む約20点を展覧します。当時巷にあふれていたガリ版との全く意外な出会いから実現した、繊細な版表現の世界をぜひご高覧ください。

福井良之助
枯木
ed.10
孔版
36.1 × 23.8

企画展

浜田知明 銅版画とブロンズChimei Hamada "Metallic lights and shadows" copperplate prints and bronze sculptures

松本

2015
04.29
05.04

南青山Room

2015
05.08
05.12

人間の哀しみや可笑しさを銅版画とブロンズがもつ固有の温度と明暗で表現し続けてきた浜田知明(1917- )。

約70年前の兵役を原点とした作家の20余点を通して、その寡黙と饒舌の世界を展覧します。

浜田知明
飛翔
ed.35
エッチング・アクアチント
36.5 × 45.1
浜田知明
階段を上がる人
ed.7
ブロンズ
29.0 × 19.5 × 9.5

企画展

落書きの作法

松本

2015
02.07
02.11

南青山Room

2015
02.20
02.24

佐野繁次郎(1900-1987)、池田満寿夫(1934-1997)、大竹伸朗(1955- )、時代も個性も異なる3作家の作品世界を、「落書き」をキーワードに展覧します。

授業中、ノートの余白に。あるいは友達と電話しながら、いつのまにか広告の裏いっぱいに。ー

"落書き"とは一般的に、美術で重んじられる "技巧"、"コンセプト"などの構築的な要素から遠いせいか、行きあたりばったり、つぶやきのように消えてしまうものとして、美術以前の地位を与えられるにすぎないものです。しかしその一方、多くの人にとって身に覚えのある分、"美術・芸術"などより数倍、身近なものでもあります。

この度の展示では、そこにある軽妙さが理屈抜きに見るものを魅了する、そんな不思議な力をもつ、極めてすぐれた「落書き」20数点を展覧いたします。それらを通して、落書き的なものが、いたずらな心やユーモアを伴って、刹那でなければ捉えられないものを定着するための、のっぴきならない"美の作法"であったことに思いあたる、そんな機会ともなるはずです。

佐野繁次郎
作品
パピエコレ(紙に布/セロハン紙/紙のコラージュ、木炭、油彩)
24.5 × 16.8
池田満寿夫
ぼくのもの・おまえのもの3
ed.20
ドライポイント・ルーレット
27.0 × 24.2

2014

2014年の展覧会

企画展

南桂子展 −ここだけのはなし−"Just between you and me" Keiko Minami Prints

松本

2014
11.27
12.01

南青山Room

2014
12.05
12.09

40代前半から本格的に銅版画に取り組み、パリ、サンフランシスコと移り住みながら、およそ半世紀近くも一貫したモチーフと世界観で制作を続けた南桂子(1911-2004)。

ひと針ひと針すくったステッチのような線や、抑制のきいた一定温度の色彩。少女や鳥がいる静かな画面は、まるで誰も知らない童話、ここだけで耳打ちされるおとぎ話のような、秘めやかさとあどけなさに満ちた世界です。

とりわけこの度の展示の中心となる1960年代までの作品群は、線、色彩、画面構成すべてにおいて、より繊細な魅力にあふれる貴重なものとなります。そこから聴こえる小さな声の、ここだけのはなし。南桂子の世界20余点を、この機会にぜひご高覧ください。

南 桂子
雨の日
ed.50
エッチング
35.2 × 27.4

企画展

元永定正展

松本

2014
10.10
10.14

南青山Room

2014
10.24
10.28

1955年から関西の美術運動「具体美術協会」に参加した元永定正(1922-2011)は、1977年出版のベストセラー絵本『もこもこもこ』をはじめ、『もけらもけら』、『ココロのヒカリ』など、多くの名作を生んだ絵本の作り手でもあります。

この度はしぶき飛び散る60年代から、よりユーモラスなかたちが登場する80年代以降まで、油彩、アクリル、版画などおよそ15点を展覧いたします。

子どもも大人もなく、そのどちらをも一足飛びに魅了する、現代美術家・元永定正の世界をぜひご高覧ください。

元永定正
work
キャンバスに油彩
0号(17.9 × 14.0)

企画展

薄井宏彦 作品展

松本

2014
08.09
08.12

写実に取りくんだ絵画のうち、およそ15点を展示いたします。

薄井宏彦
巻き貝
油彩
3号(27.3 × 22.1)

企画展

浜口陽三 銅版画展

南青山Room

2014
07.03
07.07

松本

2014
07.18
07.22

戦前、戦後とパリに長く住み、80年代にサンフランシスコに渡って制作を続けた浜口陽三(1909-2000)。彼は写真技術の発展に押され存在感が薄れつつあった銅版画技法・メゾチントで、たぐいない表現を切り開いた作家として、今日まで世界的に評価され続ける作家です。

さくらんぼや西瓜、ぶどうやアスパラガスなど、シンプルな構図が生み出す、しゃれた空気、リズム、独特の間合い。「食いしん坊」を自称するパリの日本人のイキな感性は、その画面を裏づける圧倒的な技術の高さを少しも誇張することなく、軽やかに私たちを魅了します。

この度の展示では、最初期から90年代までのメゾチント作品を、モノクローム、カラー取り混ぜ15点展示いたします。その息をのむような階調(グラデーション)、繊細な光の表現をこの機会にぜひご高覧ください。

出品作品
Monochrome : ジプシー 1954年/西瓜二切 1954年/ぶどうとナイフ 1956年/ざくろ 1958年 Color : 黒いさくらんぼ 1960年/4つのさくらんぼ 1963年/さくらんぼとアスパラガス 1973年 他

浜口陽三
ざくろ
ed.50
メゾチント
29.3 × 44.2
浜口陽三
4つのさくらんぼ
H.C(ed.50)
カラーメゾチント
23.3 × 54.2

企画展

Living Now

松本

2014
05.02
05.07

南青山Room

2014
05.29
06.02

生活空間(リビング)を飾る美術、という視点から20余点を展示します。

篠田桃紅、榎倉康二、岡本太郎、草間彌生、リキテンシュタイン、カプーア、タピエス など、インテリアとして機能する、力ある作品をこの機会にぜひご高覧ください。

Ed Ruscha(エドワード・ルシェ)
HOLLYWOOD VINE, FROM PETROPLOTS SUITE
ed.75
ミクソグラフィア
61 × 82
靉嘔(Ay-O)
Rainbow Field of Finnegann's Wake#7
油彩
50号(90.9 × 116.7)

2013

2013年の展覧会

企画展

池田満寿夫 −刻まれた線と色Masuo Ikeda Print Works : 1960-1964

南青山Room

2013
06.05
06.10

松本

2014
06.15
06.23

池田満寿夫(1934-1997)がドライポイント(銅版画の一種)によって線と色を刻むことに没頭した時代の作品、およそ15点を展示いたします。

20代の版画家が1960年代前半を駆け抜けた、スピードの痕跡そのものといえるそれらの作品は、現在に至ってもなお、生々しく、見るものの心に刻まれる何かであることを止める気配はありません。

詩情あふれる孤高の“なぐり描き”を、この機会にぜひご高覧下さい。

池田満寿夫
ムーンフェイス
ed.20
ドライポイント・コラージュ
13 × 12.2
池田満寿夫
神の面
ed.20
ドライポイント・ルーレット
20 × 18.2

企画展

舟越桂 新作版画+Katsura Funakoshi : New Prints PLUS

南青山Room

2013
04.03
04.08

松本

2013
04.13
04.21

木彫作家・舟越桂(1951-)が87年より継続的に取り組んできた版画制作。この度、新作7点とこれまでの版画の足跡20点をあわせて展覧いたします。遠くと近く、その両方を行き来する「人のかたち」を一貫して追い求めてきた作家の、メゾチントという「黒の技法」による新たな展開をこの機会にぜひご高覧ください。

舟越 桂
青い森で
ed.25
メゾチント・アクアチント
49.2 × 35

企画展

南桂子 版画展 −少女と鳥−"Girl and Bird" Keiko Minami Prints

松本

2013
02.02
02.12

南青山Room

2013
02.15
02.19

戦後日本の代表的な版画家のひとり、南桂子(1911-2004)の作品およそ20点を展示いたします。ちくちくと針ですくった刺繍のような線と、細心に保たれた一定温度の色彩。誰も知らない童話のための挿絵を思わせる少女と詩の世界を、この機会にぜひご高覧ください。

南 桂子
草の上の鳥
ed.50
銅版画
29.1 × 29.2

2012

2012年の展覧会

企画展

草間彌生 初期銅版画Yayoi Kusama The Early Etching Works

南青山Room

2012
08.30
09.03

松本

2012
10.06
10.14

1984-85年制作の銅版画およそ20点を展示します。リズミカルな描線によるモノクロの小さな画面に、顕微鏡的な密度と宇宙的なスケール感が両立します。稀少な初期エッチング作品の世界をぜひご高覧ください。

草間彌生
静物
ed.40
エッチング
27.5 × 45.0
草間彌生
ENDLESS
ed.20
エッチング
21.0 × 27.5

企画展

福井良之助 孔版画 展

南青山Room

2012
07.06
07.22

松本

2012
08.11
08.19

福井良之助(1923-86)が洋画家として活躍するより以前、30代からおよそ10年間だけ取り組んだ孔版画(ガリ版)は、刷り部数の少なさや海外流出などの理由により、一部の愛好家をのぞいて広く知られているとは言えません。しかし当時無名の絵描きが、ほとんど誰を手本とするでもなく、ガリ版という印刷技法の想定用途をはるかにはみ出しながら開拓した版表現は、時代を超えて見るものを揺さぶる、静かな力を放ち続けています。

後に孔版制作から転向し「洋画界」のスター的存在となった福井ですが、現在ではその油彩作品とともに顧みられることもしだいに少なくなっています。

この度の展示では、1950年代から60年代にかけて憑かれたように制作された孔版画のなかから20点余りを紹介します。そこに見られる過熱したローテクのありようは、今の時代への“不意打ち”として、まったく意外な刺激をもたらす機会ともなるはずです。

リーフレット

リーフレット

福井良之助
作品名不詳
ed.5
紙、孔版画
26.5 × 28.9

イベント

都築響一 トークイベント
「土色エレジー 反抗者としての福井良之助」

[ギャラリー石榴 南青山Room]
2012年7/14(土) 4pm-
[ギャラリー石榴 松本]
2012年8/18(土) 4pm-(※要予約)

企画展

もののあわい in-between

南青山Room

2012
05.10
05.15

松本

2012
06.02
06.10

人間と動物、人間と機械、男性と女性、こどもとおとな、現(うつつ)と夢−
この度の展示では、そうした異なる位相をかけあわせ、ふたつの世界を行き来する視点をもった作品約20点を紹介します。

これらの作品はその奇態な印象とはうらはらに、なにかとなにかのあいだに揺れ、どちらかではなく、そのどちらでもあるような状態という、誰しも身に覚えのある感覚と分かちがたく結ばれています。それぞれの作品の強い磁場に足を踏みいれることは、どこか遠く知らない世界にアクセスするというよりはむしろ、いつもそばにあるはずなのにとらえがたい「ものの間(あわい)」という時間と場所についての再認ともなるはずです。ぜひこの機会にご高覧ください。

企画展「もののあわい in-between」(ギャラリー石榴 南青山Room)

右上から時計回りに(すべて部分)

1.四谷シモン
Miniature of Automaton
1985年
機械仕掛少女人形
2.鴻池朋子
女の寝ていた場所に、女の代わりに一匹の狐が横たわっていた
2004年
ボードに鉛筆
3.智内兄助
無題
制作年不詳
和紙に墨、アクリル
4.諏訪敦
untitled
2010年
ジェッソパネルに銀尖筆、水彩
5.小山田二郎
鳥女
1985年
ボードに水彩

草間彌生 プライベート・ビュー

南青山Room

2012
02.02
02.07
草間彌生
月のしとね
Boxオブジェ
1988年
草間彌生
DOTS-OBSESSION 早春(TWOT)
アクリル
キャンバス3号
2003年

2011

2011年の展覧会

企画展

舟越桂の版画

松本

2011
11.03
11.13

南青山Room

2011
11.22
11.28

あるひとが「そこにいる」という、その感じ。特定の誰かに依って立ち、長い時間の経過をふくんだ、木彫作家・舟越桂の版画による希有な“ポートレイト”群、20余点を展示します。ある個人を描ききる地点から、人間についての普遍的な語りへ至る、ゆるやかでアクロバティックな軌道をこの機会にぜひご高覧ください。

舟越 桂
壁の上の言葉
ed.30
アクアチント・ドライポイント
76 × 56

企画展

有元利夫の版画

松本

2011
08.01
08.16

南青山Room

2011
08.23
08.28

洋の東西それぞれの古典絵画と出会い、そこから歩みをはじめた有元利夫(1946-1985)。時間に覆われたもの、経った時間が喰い込んだ質。そんな場所を定点とした作家は「マチエール」への探求を版画制作にも発展させていきました。ひと知れぬふしぎな舞台のフレーム・アップ、その浮遊する空間で演じられる遊戯を描いた作品およそ20点を展示します。

有元利夫
蒼い風
ed.50
リトグラフ
49.5 × 38.0

企画展

抽象表現の先駆者たち

松本

2011
06.04
06.12

南青山Room

2011
07.16
07.24

戦後の美術界にいち早く抽象表現を切り拓いた作家たちの作品を中心に展観します。猪熊弦一郎、岡田謙三、白髪一雄、篠田桃紅、菅井汲、関根伸夫、難波田龍起、山口長男、山田正亮、榎倉康二、瀧口修造ほかの油彩、ドローイング(水彩)、版画による様々な抽象表現による作品をぜひご高覧ください。

猪熊弦一郎
Two Shores(E)
1970年
ボードに水彩・コラージュ
37.8 × 26.8

企画展

眼と眼岡本太郎の版画とグッズ

松本

2011
06.18
06.26

南青山Room

2011
07.02
07.10

前衛と大衆 − この両極を他に類をみない速度と強度でいったりきたりした岡本太郎。「版画」そして「グッズ」は、あっけらかんとした表情でわたしたちの生活に寄りそおうとする、楽しく魅力的なジャンルです。それは彫刻や絵画、パブリックアートなど“本業”のかたわらでかかわった“余技”としては切り捨てることのできない、この作家の独自性を浮きぼりにするなにかでもあります。本展は、そんな版画やグッズにのせて、生活のそこかしこにあふれでた岡本太郎の「眼」のイメージを中心に、そのかがやきにふれる機会です。版画10余点と1950年代からのグッズおよそ30点を紹介します。

リーフレット

リーフレット

イベント

対談 「岡本太郎が“残さなかったもの”たち」
成相肇(府中市美学芸員) × 鴻池綱孝(万博ショップEXPO代表)
2011.06.18(土)16:00 start

エッセイ

商品としての岡本太郎、岡本太郎としての商品
執筆:成相 肇

企画展

浜田知明・浜口陽三の版表現

松本

2011
02.05
02.13

戦後日本の銅版画が到達した2つの極点、浜田知明と浜口陽三の版表現の世界を展観します。
冴えた人間洞察による哀しみとおかしみの世界と、暗がりに置かれた鉱物のように整った詩情− アプローチの異なる作家2人の手による約20点の作品とともに、その他現代作家による銅版画の展示も同時開催します。

浜田知明
初年兵哀歌(歩哨)
1954年
ed.100
エッチング・アクアチント
23.8 × 16.2
浜口陽三
さくらんぼと青い鉢
1976年
ed.75
カラーメゾチント
28 × 32.3

2010

2010年の展覧会

企画展

現代の美術 12人の作家

松本

2010
10.30
11.07

はっとする視点、心ざわめく色とかたち、深い呼吸のような雰囲気。そこにあるのはそれぞれの美術家が作品を通して示す新鮮な“世界のとらえかた”です。油彩、ドローイング、版画、写真、立体など、いまこの時代に活躍する作家12人の作品約40点を展示します。

大竹伸朗、オノデラユキ、草間彌生、杉浦慶太、諏訪敦、辰野登恵子、舟越桂、奈良美智、東恩納裕一、三沢厚彦、元永定正、綿引展子

オノデラユキ
Portrait of Second-hand Clothes No.30
2009年
フォトグラヴュール
ed.35

DRYPOINT : Masuo Ikeda in 1960s

南青山Room

2010
09.10
09.15

松本

2010
10.02
10.11

「ドライポイント」は池田満寿夫にとって、瞬間の、絶対的な新鮮さをとらえられる技法であり、この作家の60年代を語るキーワードでもあります。この技法による線が、版画という「転写」された間接的な世界を通過することで、この時代、多くのすぐれた作品が誕生しました。刹那的で、直情的な表現と、物語性。その両極を行ったり来たりしながら、ポップで斬新なイメージの群れを次々と生みだした実り多き時代の作品10余点を展示します。

※ドライポイント[drypoint] 銅版画の直刻製版技法のひとつ。版に直接、鋼鉄針で描くもの。

案内状

案内状

池田満寿夫
聖なる手2
ed.20
ドライポイント・ルーレット・エッチング

舟越桂の版画

松本

2010
07.31
08.16

南青山Room

2010
08.21
08.29

舟越桂が20年以上ものあいだ様々な技法で試みてきた版画制作は、木彫のための補助的動作とは違った意味づけを保ちながら継続されてきました。この度、ギャラリー石榴では最初期のものから近作まで、これまでに発表されてきた、版画というもうひとつの自律した探求による作品、20余点を展示します。

舟越 桂
少年の日記
ed.50
リトグラフ
93 × 75

福井良之助 孔版画展

松本

2010
07.03
07.11

南青山Room

2010
07.17
07.25

通称「ガリ版」(謄写版)と呼ばれる意外な技法に可能性を見いだし、繊細な手技(テワザ)を重ねながら制作された福井良之助(1923-86)の孔版。現在280種以上が確認されているものの、数部しか刷ることのできない製版上の制約に加え、ほとんどがMoMAなどアメリカへ流出したことにより、その存在は時を経てますます稀少なものとなっています。「土」の感触を思い出させる、独特の絵肌を持った福井良之助の孔版。その突出した版表現の世界を作品10余点を通して振り返ります。

福井良之助
作品名・制作年不詳
ed.5

岡本太郎 版画の仕事

南青山Room

2010
04.09
04.15

松本

2010
04.29
05.05

「渋谷マークシティ」の壁画『明日の神話』。 有楽町・数寄屋橋公園の『若い時計台』。 映画『20世紀少年』の「ともだちの塔」≒大阪万博記念公園の『太陽の塔』。 気がつけば日々のあらゆるところ、「岡本太郎」がいます。

リトグラフ・木版・シルクスクリーン・エッチングなど、岡本太郎による、30年から40年前の版画作品約20点を展示します。

岡本太郎
子供の時間
ed.100
シルクスクリーン
47.5 × 40
岡本太郎
よろこび
1985年
ed.280
セパレーショングラヴュール
38 × 28.5

こだわりの作家たち展

松本

2010
04.03
04.11
  • 美術評論と詩作のかたわら、瀧口修造がデカルコマニー(転写画)にみた「無意識」
  • 猪熊弦一郎がくぐり抜けた戦後ニューヨークの空気(油彩6号大/60号)
  • 日本画に新風を吹き込んだ三上誠の「死」そして「ユーモア」(30号)
  • 赤穴宏(油彩20号)、麻田浩(油彩6号)など、「物」との静かな対峙が生んだ絵画

相笠昌義、麻田浩、赤穴宏、池田満寿夫、猪熊弦一郎、草間彌生、 瀧口修造、福井良之助、三上誠、山口長男、ほか

瀧口修造
12月17日-27日1962年
1962年
デカルコマニー・水彩

Study of Kusama's etching works− 草間彌生の銅版画を研究する −

南青山Room

2010
02.19
03.14

オートマティックな線描による草間彌生のエッチングの世界。マクロでもあり同時にミクロでもあるような宇宙的な広がりの抽象表現。天真爛漫でユーモラスな表情の具象表現。バリエーションの豊かさも魅力のひとつです。

南青山Roomでは下記の期間、当サイトの版画コレクションでご紹介中のエッチング作品約40点を直接ご覧いただけるようになっております。

草間彌生
かぼちゃ軍団
ed.75
エッチング
29.5 × 45.2
草間彌生
1994年
ed.50
エッチング
29.5 × 41.5

2009 later year

2009年以前の展覧会

Sekiryu 2009.12 展

南青山Room

2009
12.11
12.17

池田満寿夫、オノデラユキ、草間彌生、諏訪敦、辰野登恵子、南桂子ほか

案内状

案内状

池田満寿夫
星をとる女たち
1984年
銅版画

こだわりの作家たち展

松本

2009
10.31
11.08
  • パリで活躍した菅井汲(油彩80号)と木村忠太(油彩30号、6号)の対比
  • 野田弘志(油彩100号)、桜田晴義(油彩10号)、諏訪敦(初期の油彩10号)それぞれの「写実表現」
  • 池田満寿夫の代表作「女・動物たち」、ヴェネツィア・ビエンナーレ展大賞受賞「サイズはサイズ」
野田弘志
THE-6
2003-2007年
油彩100号F

南青山Roomオープニング/Sekiryu 2009.9 展

南青山Room

2009
09.11
09.17
国吉康雄
女性像
鉛筆・紙
43.2 × 35.8
草間彌生
DOTS-INFINITY
2006年
アクリル・キャンバス
20号

山本容子 版画展−音楽が聴こえる−

松本

2009
08.22
09.07
山本容子
魔笛
2006年
ed.50
エッチング・手彩色
29.8 × 19.8

草間彌生−Infinity Nets(無限の網)−

松本

2009
07.26
08.16
草間彌生
INFINITY NETS
2006年
アクリル・キャンバス
20号

岡本太郎 展

松本

2009
04.29
05.10
岡本太郎
作品
1976年
紙にアクリル
37.7 × 28.1

舟越桂 版画展

松本

2009
04.01
04.12
舟越 桂
砂の街のスフィンクス
ed.5/25
エッチング
40.5 × 30

こだわりの作家たち展

松本

2009
02.07
02.15
鴨居 玲
ギター
水彩、パステル、鉛筆
59.0 × 40.5

山口長男 水彩・コラージュ展

松本

2008
11.01
11.16
山口長男
作品
コラージュ
18 × 43

画廊コレクション展−草間彌生 版画100選−

松本

2008
07.01
10.08
草間彌生
FLOWER C
2005年
ed.50
シルクスクリーン・ラメ
51.0 × 61.0

画廊コレクション展−無彩色(モノクローム)の魅力−

松本

2008
03.01
03.23
辰野登恵子
Aug.-89-12
1989年
木炭・グワッシュ・油彩
112.5 × 84.5

有元利夫−7つの音楽−展

松本

2007
10.12
10.17
有元利夫
版画集「7つの音楽」 Musette
1978年
ed.77
エッチング
14.9 × 17.9

抽象表現と現代美術展

松本

2007
08.01
08.16
草間彌生
Dotの集積
1998年
アクリル・キャンバス
20号

現代の絵画−こだわりの作家たち−展

松本

2007
06.02
06.17
里見勝蔵
油彩
8号

野田弘志展−挿絵(鉛筆)・版画を中心に−

松本

2007
05.03
05.13
野田弘志
つつじ
1984年
−加賀乙彦
「湿原」挿絵

有元利夫展−バロック音楽が聞こえる−

松本

2007
04.07
04.22
有元利夫
1981年
ed.270 H.C
リトグラフ
32.0 × 26.0

舟越保武展−銅版画を中心に−

松本

2007
01.20
01.28
舟越保武
版画集「10人の女たち」より
1980年

現代の絵画−こだわりの作家たち−展

松本

2006
12.02
12.17
三岸節子
油彩4号

草間彌生の世界展

松本

2006
07.29
08.16

新作のキャンバス作品50号、20号、10号ほか1979年の水彩、1980年のコラージュなど40点を展示。

草間彌生
2006年
アクリル・キャンバス
8号F

舟越桂展−新作銅版画を中心に−

松本

2006
04.01
04.16
舟越桂
月の夜のスフィンクス
2005年
エッチング

福井良之助展−孔版画を中心に−

松本

2006
02.04
02.19
福井良之助
凝固した愛
1964年
紙に孔版
ed.10

こだわりの作家たち展

松本

2005
11.26
12.04
鴨居 玲
おばあさん
インク・水彩
1972年

草間彌生の世界展

松本

2005
07.30
08.16
草間彌生
Flowers & Butterfly
2005年
アクリル・キャンバス
6号

浜口陽三展

松本

2005
07.02
07.18
浜口陽三
てんとう虫
1978年
カラーメゾチント

草間彌生の世界展

松本

2004
07.24
08.18
草間彌生
BUTTERFLY
2004年
アクリル・キャンバス
4号

池田満寿夫展

松本

2003
09.27
10.13
池田満寿夫
私は待っている
1966年
ドラインポイント 他
ed.50

野田弘志版画展

松本

2003
07.19
7.27
野田弘志
静物
1980年
ed.85
リトグラフ
32.5 × 39.5

辰野登恵子版画展

松本

2002
02.02
02.11
辰野登恵子
TWIN COLORS IV
2001年
カラーエッチング
ed.50

草間彌生展

松本

2002
07.27
08.18
草間彌生
水玉の集積
2002年
キャンバス3F

草間彌生展

松本

2001
04.28
05.13
草間彌生
Dots Infinity
2001年
アクリル・キャンバス
4号(33.3 × 24.2)

岡本太郎展

松本

2001
01.20
01.28
岡本太郎
喫煙者
1951年
油彩・キャンバス
8号P

浜口陽三展

松本

2000
01.08
01.23
浜口陽三
190と1つ
1975年
カラーメゾチント
ed.100

草間彌生展

松本

1999
09.25
19.17
草間彌生
朝の太陽
1999年
ed.60
シルクスクリーン
65.6 × 53.8