1980年香川県生まれ。2005年よりベルリン在住。色鉛筆や木炭を用い、繊細な線の集積をベースにしたドローイングを制作。まるで線で編まれた織り地に、ふっとほころびやほつれが生じたかのような中原のドローイングは、前衛書道家の祖父と父をもつ彼のルーツを思わせ、静謐で即興的な余白との対話を特徴とする。ときに光のゆらめきや、雲の生成といった自然現象を、ときに望洋とした風景を想起させる一貫したドローイング・スタイルへの評価は高く、2017年にベルリン美術館のクリスティーネ・ペルゼン賞、2020年にエグモント・シェーファー賞を受賞。ドイツ内外のギャラリーや美術館で展覧会を開催、アートフェアへの参加をつづける。